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抗がん剤の効果測定(一回目)

今日は抗がん剤点滴の日。
先週金曜日のCTの結果を聞いてきた。
両手を挙げて万歳する程ではないが、抗がん剤は一定の効果が有ったようだ。
ガッツポーズしたかったなー。

胃の癌細胞は半分近くまで減っていたが、転移先の大動脈のリンパの癌は気持ち小さくなった感じの程度の効果だった。
という事で今のS-1とオキサリプラチンとトラスツズマブを継続して使用することになった。
今日は予定通り点滴を受けてきて、第5クールがスタート。気温も低いのでさっそく点滴したところがビリビリくる。

そして来年からドクターのチェンジがあるとの事。県の病院機構の病院だから異動があるのは仕方ないけど、正月で異動って気の毒すぎる。抗がん剤治療の継続は新ドクターと相談したうえでの事だってさ。

薬の効果が薄すぎたらセカンドオピニオンを受けに行くつもりだったが通院を続けることにした。

抗がん剤ってずっと同じ効果が続くわけでも無いと考えているし、継続している間に身体にダメージも蓄積してくるだろう。油断はできない。動悸が起こるようになったのでもう一度エコー検査もすることにした。

この状態がもし一年続いたりってなると、すこしうんざりする僕であった。




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僕だけ違和感を感じている表現

癌サバイバーという言葉を使っている人が多い。

ガンになってこの言葉を見た時から違和感を感じている。
多分僕だけだと思う。少しばかり変人だから。
どうもアメリカでは癌にかかった人は治っても再発していてもそう云うらしい。

苦しい思いをして生存の可能性を掛けて生き延びているという事ではそうだろうし、折れそうになるメンタルでは心を鼓舞する言葉には間違いがない。

でも患者ができることは限られている。標準治療を受けている身では。
医師・看護師・病院職員含めて関連する協力会社、更に医療器具や薬品会社等の研究と努力の上で生かされている。
そういうパッシブな立場で生かされたり、延命させてもらっているのでそう感じている。

病院に行くと色々な人がいる。体が自由に動かせなかったり、世間では休日でも患者本人は透析をしなければならなかったり。何十年もその病気と付き合わないといけない人が居る。

なんで癌患者だけサバイバーという表現をするのか、すごく不公平感を感じる。

仕事していようが遊んでいようが、どんな立ち位置にいてもとにかく不平不満を持つ僕であった。




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