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筋肉が減っていく恐怖(寝床を奪われる) [比較的閲覧数の多い記事]

抗がん剤始めて二か月と少し。
毎回少しづつ倦怠感がきつくなってきている。
県外に出ることも減った。土日も買い物に行って外食するぐらい。

階段や坂を昇降することもずいぶん減って数日で太腿とふくらはぎの筋肉が減ってきた。

僕の親父が外へ出ては転倒するので散歩をやめてから、あっという間に手足が細くなっていった。
家で転倒し、腰を折って老人ホームに入ってから余計動かなくなる。
ホームに入ってすぐ二回転倒して、頭を切って出血が止まんないって二回とも救急車で運ばれた。一回目は正月の夜。二回目も同じ病院でナースが覚えていた。これも夜間だった。老人ホームでは新型コロナ対策で外出は無い。室内のトイレ行くだけでこけていた事もあるらしい。

薬の副作用で倦怠感を感じている時って、まっすぐ歩けない。更に足もあまり上がっていなくて、何もないところで足が地面に引っかかる。
癌治療の序盤戦で行動時間が短くなり、行動範囲が狭くなり、体が弱くなって行くって怖い。
病気が悪化したら加速度的に弱っていきそうな気持になる。

ここ数日、時々散歩→食事→買い物→飯炊き→食事→寝る→起きる→飯炊き→食事の繰り返ししかしていない。折角仕事していないから何か新しい事したいけど気力が沸かない。
体を動かしても抗がん剤点滴の度に元に戻ってしまう。
平均値で筋力が下がらない様にするのが精いっぱいな感じ。



この季節は布団で寝ていると猫が体の上に乗ってきて暖を取るので、とても疲れるであった。
ちょっと起きたらそれはそれで僕の寝床に居座る。
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胡散臭すぎるネット記事や書籍 [比較的閲覧数の多い記事]

当然がんになれば自分であれこれ調べる事を行う。
糖尿病と高血圧と言われたときも同様。特にどんな食事を摂れば良いか。

癌のブログを読むと広告かアフィリか分からないけど、やたら「癌になったときに読む本」「癌になった時に食べるもの」のリンクが目に入る。
一度もクリックする気にならない。

なんの設定もせずにグーグルニュースを見たりしていると、やたらと経済やビジネスの書籍を出版している会社のニュースサイトの病気の記事が出てくる。

でもこれらの記事は読めば読むほどなんだかなーな雰囲気。

凄く上から目線の記事が多い気がした。それと不安を煽る。記事が無駄に長いわりにネットで拾える程度の知識の記事。更にネット上にはそれを肯定していない意見もあったりする。
私の病院の患者はこれで…の手法に関して、どこかの病院のサイトではWHOのデータでは特に影響は…との記事が有ったりする。


著者がどこぞの大学の名誉教授で医学博士でも、本人の経営する病院のグーグルレビューは最低だったりして笑える。本人は悪気無く自分が正しいと妄信しているとしたら怖い。
レビューを丸ごと信じる訳でもないが信用できない情報はネット上に多い。

最近の基本は本やネット記事・Youtuberをしている医師は基本疑ってかかることにしている。
本業で稼げないからやってるというイメージを持っている。
特に食の事でで自分にストレス掛けたくない。

私の患者はこれで治した…なんて本書いてる人はたとえ医師でも、同じ職場にいるおじさんが言ってた癌が治った方法…位のレベルで聞いてるくらいが良いと感じた。普通に生活習慣病予防程度の食事をすることにしている。少なくても標準治療している今は。





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