へそ天

弟猫はカーペットの上で寝る時にはへそ天になる。
なぜか足の指も恨めしやポーズになってる。






一日ごとに体力の低下を顕著に感じる。
腕の皮膚が特に皴々になってきた。
自然の老化も重なって顔の皺も急に深くなった気がする。
頭髪も髭も白髪が増えた。

普段夏場は室内ではTシャツとトランクスで、それで宅配便も受け取る。
秋になって寒くなってきてもそのルーズな格好を辞めたくなくて、この間ワンピースを買ってみた。
一日のほとんどは室内で更に寝てることが多いし。
室内でトランクスとズボンを穿いてると窮屈だし足の付け根付近が窮屈でいかん。
メンズのウェアを探したが安いのは品質の悪そうな怪しいブランドしかない様子だったので、どうせ安い品ならとニッセンのレディースを購入。
身長170でメンズならLサイズだが、女性サイズの3Lを購入。












これが楽で良い。

下はトランクスだけでも膝まで温かで股間に圧力もなく心地よい。
もう少し丈が長いと胡坐をかいても楽に膝を隠してくれる。

現在は少し寒くなったのでユニクロのロンTを下に来ている。
このロンTの生地とサイズで丈が140センチの服をユニクロ価格帯で販売してほしい。

タグ：猫 癌

賢い姉猫

朝食の準備でキッチンに行くと姉猫がおやつを要求してくる。
彼女はウェットタイプのフードに興味はなく、珍しくチュールに全く反応しない。
弟猫は逆に大好きで僕がチュールのCMソングを歌うと冒頭の「ちゅ・・」だけで反応して走ってくる。
でも気の毒だが弟は下痢になるので食べさせてあげられない。なぜかTVCMの音声には全く反応しない。


こんな感じでねだってくるが、頭が良いので僕と奥さんと2回にわたって甘えておやつをせしめようとする。



防寒用で手袋を購入したが指先のしびれには効果がなかったようだ。薄い手袋は指先を掌に握りこんで温めることができる。でもこの先気温が下がることを考えると防寒用の手袋になにかに工夫したほうがよさそうだ。
明け方散歩しているとあと何回季節を巡ることができるのだろうか、などと感傷的になるときもあるが

イヤフォンで聞いている音楽はトランスで「ファイヤー」という言葉がエコーしていたりする。

もう30年前に見たアニメのキャラクターが、敵に挟まれながら「まだ終わらんよ」と呟いたのを思い出した。

タグ：癌 猫

可愛さ余ってつい手を出してしまった弟猫

弟猫が永久に片思いで気の毒すぎる。
一向に相手をしてくれないので構いに行っては逃げられる。


最後にシャーされて逃げられます。
https://youtube.com/shorts/eZ8X5q4AcvQ

昨日もやっぱり今日も午後２時位に疲れ切って布団に潜り込んでしまった。
軽い運動もやる気が起こらない。
これが何日続くのか判らないけど、抗がん剤投与しながら仕事してる人っていたらすごい。
職場が変則勤務に対応できないと無理。
病院からもらった冊子では点滴後一週間後くらいが副作用の症状のピークらしい。

トラスツズマブでネット検索しても日本語は乳がんに対してのデータばかりで、胃がん患者にどれぐらいに期間投与するのかとか生存率もも出てこない。
ここ数年で使用されている薬のせいもあるのだろうけど。

先日健保の傷病手当の申請用紙をまとめたやつを、会社の営業所に持っていった。
あいさつしながらオフィスに入ると、事務の女性が「ちょうど良かった」と返した。
勤務を休んで給与がないので、今月引き落とし分の健康保険・介護保険・税金・厚生年金・団体で入っている生命保険の掛け金を支払ってほしいとの事。合計金額で８万円だった。

生命保険は三大疾病特約で掛け金が今後不要になるが、年金と介護保険って貰えるまで生きてないやん。50歳半ばまで頑張って払ったんだから勘弁してよーと思う。

更に、ウチの親父は年金と介護保険で俺の年収以上の金額を同じ期間で消費しているよ。
面倒ごとはどこかの誰かに全て押し付けて。

タグ：猫 癌

ストーカーと化した弟猫

弟が姉にいつもちょっかいだすので、姉は僕の部屋に避難しに来る。


しかし気づくといつも弟がそこに・・・


昨日は昼からきつかった。

かかとの皮膚の割れはメンタームを塗るとましになった。
メンタームって全国的に知名度あるのだろうか。

昼食後は寒さと酷い倦怠感に見舞われた。
服を重ねて午後1時半位から3時位まで寝て少し起きてぼんやりして奥さんとちょっとだけ話もした。
でも結局もう一回寝ることにした。

二回目の眠りでは何度か意識は戻ってくるけど目を開ける気力が沸かない。
でもなんとなく空腹感は感じる。
きっと自分の体のいろんな部分が癌細胞と戦うべく、とてつもないエネルギーを消費しながら抗がん剤を携えて大攻防戦を戦っているとイメージするように努める。

どこかのネット上の文章でプラセボ効果は癌自体は改善できないと書いていた。でもイメージでで免疫力は上がるはずと自分に言い聞かせる。
結局午後5時半くらいまで寝ていた。

副作用で口の中も少しおかしい。
晩御飯を食べると味覚に変化がある感じ。よく冷えた缶飲料を飲んだら喉の入り口が痺れて痛い。
体温の調整もうまくいかないようで更に重ね着して寝たが、寝てる間に布団から転がり出ていた。

タグ：癌

自分のことは棚に上げ（コニーちゃん）

夜中に目が覚めて体がだるくて仕方がなくなる。だるいからと言ってぐっすり眠れず意識が戻ったり眠りに戻ったりする。点滴の副作用って直後でなくて油断する。

早朝に奥さんがそっとジョギングに出ていこうとする物音で目覚めた。
今日はウォーキングさぼりたいなと思ったが、せっかく抗がん剤達が癌の進行を防いだり攻撃かけたりして頑張ってるのに体の持ち主がそんなんでええんかい、と思いながら外に出る準備をする。

かかとの角質が割れて痛みが地味にいやがらせしてくる（と卑屈に感じてしまう）
また体のあちこちがカイくなってくる。

ウォーキングから戻るとテレビのニュースを見ながら食事をする。
ニュースでは何やら東京の人は金を掛けて入浴施設に荷物を預けてジョギングするんだそうだ。
すげー。



改めて副作用でつらいことの一つが料理の時だ。
冷蔵庫内で冷えた野菜や肉をを扱うとき、指先がしびれて痛いのなんのって。
包丁で切るとき左手で食材を抑えるのが辛い。
奥さんが在宅ワークなので、痛がっている声を出さないように調理しなくてはならない。

僕の母親も最後の三年はこんな感じだったと思うと、いろいろと切ない気持ちになる。
見た目元気だったので、ほとんど気を遣わず年にせいぜい二回位しか訪問しなかった。

それよりおとんよ
こんな状態のおかんにようずっと家事させとったな。自分はなんも体は悪くないのに。
自分の飯くらい自分で作れってきつく言ったら、泣いて出来んと逆切れしとったな。


病院に行って、高齢の患者と思われる女性とただ付き添ってるだけのぼんやりしてる爺を見ると、都度思い出してしまう。

姉猫

宇宙一可愛いうちの姉猫


気が向けば僕を監視しに来る


監視業務終了



未体験だっ為とても怖かった話

以前は毎日多量のアルコールを接種していた為、常に下痢状態だった。
癌治療を始めて（発覚後ではなく）お酒を控えていた為に便が固くなってきていた。

薬が原因か食生活の変化が理由かわからないが、急に丸一日フン詰まりになってしまった。
更に翌朝はまるで出口に栓をしたかのようだった。

ウチの猫共は若い時うんこ前に走り回っていたので、腹に刺激が有ればと早朝にウォーキングに出た。
一時間歩いたが効果はなかったようだ。
気温が下がってきたせいか、手袋をして外出したが指先が痺れて痛かっただけだった。

朝食を取ってトイレにこもるが、出したい気持ちが有っても出てこない。
いよいよ恐怖を感じて浣腸の覚悟を決める。
近くのコンビニ兼薬局ってこの時間薬を買えたっけ、などと奥さんと話をしつつトイレ内でスマホを使いイチジク浣腸のサイトで使用法を調べる。

しかし程なくして、水分を余分に摂取して重力の圧力をかけたお陰で排出することが出来た。
痞えていたものが出て行ったせいか空腹感すら感じる。

念の為おなかを柔らかくしておこうと、昼は来々軒に行き背油を追加した。
スパイク血糖値ホルダーなんだけど。
ところがが背油の入荷が不安定で追加はできないとの事。
世の中大変なことになってると改めて実感。

タグ：糖尿病 癌 猫

姉猫と弟猫の2ショット

血縁関係はない

弟は姉が好きで好きで大好きなのでしつこく追いかける。
そして舐める。
姉が怒りだすまで舐める。
僕も舐められるが猫の舌はざらざらだ。
更にエンドレスなのでスイッチが入った弟猫が舐め飽きるまで我慢した事はないと思う。

この2ショットは一見仲良しに見えるが、先に寝ていた姉猫が後から来た弟猫に譲っているところだ。

姉猫は今10歳。この間ペットショップで名前がなんとなく「30歳めざす」みたいなフードが売っていたので試しに買ってきたところだ。



昨日点滴した初めての抗がん剤の副作用が上乗せされているようだ。

理由が有って冬でもサンダル履きなのだが、夜間外出したら外気に触れて足の指先が冷えてきたらビリビリしてなかなか前進できなかった。
足の指に力を入れられない。

体温が下がると指先がしびれてくる。
当然冷蔵庫の物を触ると１秒くらいで「おわっ！」とくる。
昨日化学療法室で別の患者のおじさんが鍋つかみをつけていて、大げさだなあと思っていたが僕もいずれそうなることだろう。

点滴後の痛みは前回より楽だった。
一度若いナースが針を入れるのを失敗していた。どうぞ好きなだけやり直してって言ったが、超ベテランナースが来て上手い具合に入れてくれた。それも痛みが少ない理由なのだろうか。

頻繁に放出するおならは処方薬で収まった。
少し頭痛を感じる時が有る。

後、夜中ふと目を覚ますと少し倦怠感を感じる。
起きても継続しているようだ。

タグ：猫 癌

抗がん剤治療のゴール

今は切除手術せず抗がん剤治療決定と聞かされた時
ドクターに「（抗がん剤治療の）ゴール地点ってどこですか。」って聞いた
返事は「抗がん剤が効かなくなるまでです」
その後で「まれに・・・」と成功者の話も出たが・・・

相手を見て告知の内容を変えてるかどうかはわからないが
・・・う～～ん、そういうしかないか。その言い方が気に入った。と思った。



といったことを思い出しつつ癌治療２クール目スタート。

今日は朝8時に病院に行く。
すでに長い行列の後ろに並んで受付機で受付を済ませる。
採血場所ではすでに順番が13番目だった。

後で検査結果を見ると3週間前の前回とあまり変わらず。
血糖値は悪いのは悪いが癌を差し置いて、というほどでもないのか、ドクターからは特にその件は何もない。（電子カルテのモニターには赤文字で数値が出てたけど）

点滴前の受診時にドクターに教えてもらう。
なんでも組織サンプルの分析の結果HER2だかいう癌細胞の遺伝子から都合の良い反応が出たので、トラスツズマブという抗がん剤を今日から追加との事。よく効くらしいが、副作用で心臓に負担が出ることが有るらしい。

今日は初回なので時間をかけて点滴するとのことで、吐き気止め＋オキサリプラチン＋トラスツズマブで４時間コース。

7時に自宅を出て病院8時入りで採血と問診、10時点滴開始14時終了。
清算して、薬局に行って、たらたら帰ったら16時だった。

タグ：癌

癌と引換の代償

代償という表現が何やら格好いい感じなのでタイトルをつけてみたが、日本語的に合ってんのかなと思う。

生命保険の一時金を受け取るために診断書が必要との事で病院にお願いしていた。
出来上がったとの事で取りに行った。
当初は手術する予定だったが、なんだか面倒なところに転移して切ってもしゃーないらしくて、抗がん剤で結果良ければ切除手術との事。
貰うつもりの一時金は手術の分や入院の分が減った。

まあどっちにしても死亡時受取の金額からの前借なんだから、最終的には合計金額は変わらないけど。

診断書を読んでみると癌の症状でTとMとNの数値で評価が有り、それぞれ3と4と1とある。
ネットで調べてみるとどれも悪Iい値で、総合的に見て病期（ステージ）はIVCとの事で、これは0から始めて　I　、II　、III　、IVと増えていく最後の更に最後の段階だ。

これにはちょっと泣けた。心の中だけど。奥さんには見せられない。

とある病院のwebサイトで、ステージIVである胃がんに対しての切除手術の後の10年後の生存率は0％らしい。5年後でも大して良い数字でもない。
まいったな～、しか頭に思い浮かばない。

癌を告知されたときは恐怖を感じたが、今はとてつもない絶望感を感じる。
親父が風邪すらひかない人間だったので、自分もそんな大病に縁があると思いもしなかった。

なにせ親父も俺も髪の毛ふさふさだから。

あほくさいけど事実だ。

タグ：癌

来週の問診のためのメモ他

点滴時の針の跡のしびれ
体が冷えた時の手の指先のしびれ
立ちくらみ
体力・持久力の低下
食後・食間の眠気
食前・食後・食間の空腹感
おなかのガス（何か処方してほしい）
体のかゆみ（肘・膝の裏、足の甲、シートベルトの下になる肩の部分）


後死ぬまでに行きたい10か所でも決めておこうか。
まず叶うならば、「ほかに観光客のいない」白川郷と雲海に浮かぶ竹田城跡か。


ところで今日はドライブついでに中西ピーナツに行って買い物。
奥さんがナッツ好きでいろいろ買っていた。



「やわらか黒糖ソラマメ」を食べてみるが小分けで食べないと一袋全部食べてしまいそうなくらいおいしかった。

タグ：癌