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癌と引換の代償 [比較的閲覧数の多い記事]

代償という表現が何やら格好いい感じなのでタイトルをつけてみたが、日本語的に合ってんのかなと思う。

生命保険の一時金を受け取るために診断書が必要との事で病院にお願いしていた。
出来上がったとの事で取りに行った。
当初は手術する予定だったが、なんだか面倒なところに転移して切ってもしゃーないらしくて、抗がん剤で結果良ければ切除手術との事。
貰うつもりの一時金は手術の分や入院の分が減った。

まあどっちにしても死亡時受取の金額からの前借なんだから、最終的には合計金額は変わらないけど。

診断書を読んでみると癌の症状でTとMとNの数値で評価が有り、それぞれ3と4と1とある。
ネットで調べてみるとどれも悪Iい値で、総合的に見て病期(ステージ)はIVCとの事で、これは0から始めて I 、II 、III 、IVと増えていく最後の更に最後の段階だ。

これにはちょっと泣けた。心の中だけど。奥さんには見せられない。

とある病院のwebサイトで、ステージIVである胃がんに対しての切除手術の後の10年後の生存率は0%らしい。5年後でも大して良い数字でもない。
まいったな~、しか頭に思い浮かばない。

癌を告知されたときは恐怖を感じたが、今はとてつもない絶望感を感じる。
親父が風邪すらひかない人間だったので、自分もそんな大病に縁があると思いもしなかった。

なにせ親父も俺も髪の毛ふさふさだから。

あほくさいけど事実だ。

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