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自分のことは棚に上げ(コニーちゃん)

夜中に目が覚めて体がだるくて仕方がなくなる。だるいからと言ってぐっすり眠れず意識が戻ったり眠りに戻ったりする。点滴の副作用って直後でなくて油断する。

早朝に奥さんがそっとジョギングに出ていこうとする物音で目覚めた。
今日はウォーキングさぼりたいなと思ったが、せっかく抗がん剤達が癌の進行を防いだり攻撃かけたりして頑張ってるのに体の持ち主がそんなんでええんかい、と思いながら外に出る準備をする。

かかとの角質が割れて痛みが地味にいやがらせしてくる(と卑屈に感じてしまう)
また体のあちこちがカイくなってくる。

ウォーキングから戻るとテレビのニュースを見ながら食事をする。
ニュースでは何やら東京の人は金を掛けて入浴施設に荷物を預けてジョギングするんだそうだ。
すげー。



改めて副作用でつらいことの一つが料理の時だ。
冷蔵庫内で冷えた野菜や肉をを扱うとき、指先がしびれて痛いのなんのって。
包丁で切るとき左手で食材を抑えるのが辛い。
奥さんが在宅ワークなので、痛がっている声を出さないように調理しなくてはならない。

僕の母親も最後の三年はこんな感じだったと思うと、いろいろと切ない気持ちになる。
見た目元気だったので、ほとんど気を遣わず年にせいぜい二回位しか訪問しなかった。

それよりおとんよ
こんな状態のおかんにようずっと家事させとったな。自分はなんも体は悪くないのに。
自分の飯くらい自分で作れってきつく言ったら、泣いて出来んと逆切れしとったな。


病院に行って、高齢の患者と思われる女性とただ付き添ってるだけのぼんやりしてる爺を見ると、都度思い出してしまう。

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