ストレスと頭の中の霧

頭の中にうっすら霧がかかったような状態が７・８年継続してした。
少し眠いような、頭が働かない状態。

鬱状態のせいなのか、アルコールのせいなのか、蓄膿症のせいなのか。どう対処しても変化はなかった。
転職の間の2か月の無職の間ですら頭は晴れなかった。
内科と心療内科と耳鼻咽喉科のドクターには僕の症状は理解できなかったようだ。

ある日脳が急にすっきりしていると感じた。

凄く端折って理由を書く。

僕が働いている業界に未経験で転職してからというものずっと慢性的な人員人材不足だった。その後12年位で同業他社に転職したがその事情は更に悪い。酷い。
山本五十六の格言を頭のなかで何回も唱えて教育しても、定年過ぎた未経験の新人に経験値を継承って無理。それ全部マニュアルに書いているって言っても読まない。読めない。
若い（50～60歳）人が異動で来たと思えば各管理所をたらい回しにされてる問題児。あるいは行く物件すべてを大炎上させて退職者を大量に出し、更に客先から出禁にされる本社採用の勘違い統括者。

僕が仕事で待ち望んでいたこと。仕事に対する価値観とか経験値が共通していて、少し話しただけで意図を汲んでくれる人。もっと簡単に言うと、黙ってても仕事してくれる人。あーでもないこーでもないと同じレベルで話ができる人。そういう人と一緒に仕事がしたかった。
それなりの資格を持っていたので未経験で転職したのにすぐに係員兼指導員にされた。モノになりそうで楽が出来そうと思うと、優秀な係員は直ぐに他所の管理所に持っていかれる。同業に転職してもそのストレスからは逃れられなかった。むしろ酷くなった。

同業他社に再転職して働きだし、ほぼプレーヤー寄りのマネージャーとして3年頑張った。やっとでそんな人が僕の現場来てくれた。やっと楽ができる、ずっとやりたかった事が出来る…。何回休日や夜中にしょーもない事で呼び出されたか。遂に数年間に渡るストレスが劇的に減り、ずっと長かった頭の霧も徐々に晴れた。転職活動中仕事から離れて２か月くらいでは解消しきれない程のストレスだったようだ。

メンバーチェンジから4か月経つ。頭はスッキリしたが変わらず体調が思わしい。常にしんどいので気が晴れない。
ずっと貧血のような状態。

気が付けば癌になっていた。
ほんまに遅すぎるわ。頑張った代償がこれとは切ない話だなあ。

文章を短く判りやすくまとめるのってムズイね。

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